NURO光の貸出ONUの10台制限をなんとかしてネットを快適にしたい【F660A+TP-Link AX4800】
お久しぶりです。あっきーです。
今回はタイトルの通りNURO光を使っていて貸出されるONU兼ルーターの10台制限に困っていたのでこんな感じで解決しましたよという記事です。
でもなんかルーター増やしたりとかMACアドレス追加したりとかIPアドレスがどうのこうのとか正直ややこしいじゃないですか…。
僕自身ネット関係にあまり詳しい方ではないので『仕組みはよくわからないけど手順通りに設定すればなんとかなる』 そんな記事にしたいと思います。
上手くいけば15分くらいでサクッと解決しちゃいます。
Wi-Fiに繋ぐ機器増えてませんか?
スマホやPC、タブレットが複数台あり、テレビ、スマート家電、スマートスピーカーなどなど…あっという間に10台以上Wi-Fiに繋いでいる状態でした。
PCのネットが途切れるようになったり、極端に通信速度が遅くなることが増え、最初はPCを疑ったのですが、他の機器のWi-Fiを切るとすんなり繋がるんです。
原因はNURO光から貸出されるONU兼ルーター
我が家ではF660Aが配備されてます。こちらの接続台数がどうやら10台らしく、これが原因でした。
なんとかして繋げる上限を増やせないかと思い調べると、自前のルーターを用意する方法が有力そうだったので試してみることに。
正直僕自身もネット関係はあまり詳しくなく、色々調べながらやったらなんか上手くできたのでこの記事ではネットのことは詳しくわからないけど接続台数を増やしてネット環境を快適にしたいという僕みたいな方向けに書きたいと思います。
ザックリ説明すると
結果としてはルーター導入前より…
・ネット速度が向上
・接続台数80台までに
・ルーターから離れた部屋でも300Mbps以上は出るように
・ネットが途切れることがなくなった
いいことしかなくて超快適です。
今回購入したルーター
・TP-Link AX4800
80台まで繋げてスペックのわりにはコスパが良いらしいです。
USBポートが1つあり、簡易的なNASとしても運用できるみたいです。
設置してみます
まずF660Aの電源を落としておきます。
そしてF660A(ONU)のLAN端子とAX4800(ルーター)のWAN端子を付属のLANケーブルで繋いでそれぞれ電源を入れます。
機器側の設定はこれだけです。
次にパソコンからF660Aの機能の設定をします
たぶんごれが1番難しそう…って思うところな気がします。でも実はそんな難しくないんです。
まずはURL入れるところに『192.168.1.1』と入力してエンター。
次にユーザー名、パスワード共に何も変更してなければ『admin』と入力してログイン。
初回ログイン時のみパスワードの変更を求められるので、大文字+小文字+数字で再設定しましょう。
【手順1】ネットワーク→『無線LANを有効にする』のチェックを外す。
ログインができたら左側のネットワークをクリックして『無線LANを有効にする』のチェックを外します。
※このときF660Aに接続している機器のWi-Fiが切れるので気を付けてください。
※この設定は二重ルーターを防止して電波干渉を防ぐためにしてますが、一応チェック付けたままでも機能はします。
【手順2】ネットワーク→LAN→DHCP固定アドレス割当→IPアドレスとMACアドレスの設定。
次にネットワーク→LAN→DHCP固定アドレス割当に進み、IPアドレスに『192.168.1.100』と入力。(ここは192.168.1.100じゃなくてもいいみたいですがなんとなく)
下のMACアドレスの部分にはAX4800本体に貼ってあるシールのMACアドレスの部分をそのまま入力して必ず右下の設定をクリックしてください。
次にDNSの設定をします。DNSってなんぞやって感じですが、なんぞやって感じです。
下記の様に入力して右下の設定をクリックします。
↓コピペ用
IPv6 DNSサーバー1『2001:4860:4860::8888』
IPv6 DNSサーバー2『2001:4860:4860::8844』
【手順4】ネットワーク→LAN→ダイナミックアドレス管理(IPv4)
次にダイナミックアドレス管理の『アプリケーション:DNSサービス設定を優先にする』のチェックを入れて、チェックの下の部分を『DNSアドレス指定』にしておきます。そして設定をクリック。
IPv6の方も同じように設定します。
【手順5】アプリケーション→DMZ
次にDMZを有効にします。DMZって何???って感じですよね、何????って感じです。
1番上の『有効にする』にチェックを入れて、WAN接続の部分を『omci1_dhcp』を選択。
『MACアドレスのマッピングを有効にする』のチェックを入れてLAN MACアドレスのところにルーターに貼ってあるMACアドレス(手順2で入力したものと同じ)を入力して設定をクリック。
これはやらなくても接続するうえでは問題ないですが、もし今回F660Aの設定を開くのが初めてであればファイアウォールを有効にしておきましょう。
下記画面と同じように設定しておけばとりあえずOKです。
これでパソコンから行うF660Aの設定は完了です。もう少しです…!
スマホアプリからAX4800の設定をします
ルーターのパスワードを決めたりするくらいなのでそんなに複雑じゃないです。
というかこのアプリわかりやすくて感動しました…。
ルーターの設定といえばルーター本体のボタン長押ししてランプ見て…って感じだと思ってましたが進化したものです。すごい。
【手順1】TP-Link Teatherをインストール
・iOS
初回のみTP-Linkのアカウント作成が求められるので、メールアドレスとパスワードを設定してアカウントを作りましょう。
【手順2】スマートフォンをAX4800に接続します
5Gと何も書いてないのと2つあると思いますがザックリ説明すると
・無印…2.4Ghz(障害物に強いけど遅い)
・5G…5Ghz(障害物に弱いけど早い)
ルーターから極端に遠いところでは2.4Ghz、近いところでは5Ghzがいいと思います。
ただAX4800はかなりアンテナが強力なので4LDK戸建ての場合どこでも5Ghzで途切れることなく繋がりました。
AX4800の初期パスワードは本体のMACアドレスが書いてあった部分の上に書いてある『ワイヤレス パスワード / PIN』の部分にあります。
AX4800に接続後、アプリに戻るとマイデバイスにAX4800が出てくると思うのでタップします。
【手順3】TP-Link TeatherでAX4800のパスワードを設定します
ここのパスワードは他の機器でAX4800に接続する際に使います。英語だけでも数字だけでも。
【手順4】設定→動作モード→ワイヤレスルーター
動作モードを『ワイヤレスルーター』にします。もともとなっていたらそのままでOKです。
以上ですべての設定が完了です。少し面倒ですが家庭の全てのWi-Fiに繋がってる端末をAX4800に接続してあげましょう。
ルーターを設置した結果
我が家は1階にルーターを設置しています。2階の部屋でF660Aに直で接続していた時はかなり速度が落ちていて頻繁に途切れることがありました。
下の画像はAX4800設置後です。複数台接続しても途切れることなく、1階より若干遅いくらいにまで改善しました。
2階で遊んでいるSwitchもよく通信エラーで落ちていましたが、前より速度が出ていて落ちることもなくなりました。
1万円程度ルーターを買うのにお金はかかりますが、かなり費用対効果は高いと思います。NURO光のONUの10台制限で悩んでいる方、オススメです。
今回買ったもの
・TP-Link AX4800
色々やってます
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